Modern Physiognomy 現 代 観 相 学 COLUMN

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「作画が同じカップル」が増えている——相性は顔に表れるのか

/ TOMOKO

大谷翔平さん夫妻に代表される「作画が同じ顔」のカップル。古くは似た者同士か真逆かが相性とされ、性格は凸凹が良いと言われました。しかし役割分担を前提にした相性論はもう通用しません。現代は外見も価値観も自分に近い人を選ぶ時代。相性と顔の関係を現代観相学から読み解きます。

相性は、ある程度まで顔に表れます。ただし「似ているから合う」「真逆だから合う」という昔ながらの相性論は、もう現代には当てはまりません。近年は最初から外見も雰囲気も似た人どうしが惹かれ合う「作画が同じカップル」が増えており、その背景には男女の役割の変化があります。

「作画が同じ顔」とは何か

顔立ちも雰囲気も似ていて、まるで同じ作家が描いたように見えるカップルのことです。

代表例としてよく挙げられるのが、大谷翔平さんと真美子さんのご夫妻です。顔の印象も醸し出す空気感も似ていて、並ぶと自然にお似合いに見える——こうした組み合わせを指して「作画が同じ」と表現します。

「夫婦は似てくる」と昔から言いますが、近年はそれだけではありません。長い時間をかけて似ていくのではなく、最初から似た人どうしがカップルになるケースが目立つようになりました。

古くから言われてきた相性は2パターン

伝統的な相性論には、大きく分けて2つの考え方がありました。

  1. 似た者同士 — 価値観や雰囲気が近く、安心して一緒にいられる
  2. 真逆のタイプ — 足りないところを補い合う

特に性格については「凸凹のほうがうまくいく」とされてきました。たとえば——

  • 何かと適当な夫に、気配り上手な妻
  • ズボラな妻に、マメな夫

互いの欠けたところを埋め合う形が、良い相性だと考えられてきたのです。

なぜ古い相性論が通用しなくなったのか

それは、相性が「役割分担」を前提に語られてきたからです。

かつてはパートナーに「相手の世話をする」という存在価値がありました。世話役は妻側であることが多く、夫は専業主婦を養うことで自分の役割を果たす——そういう均衡の上に「凸凹が良い」という相性論が成り立っていました。

ところが現代では、この役割の均衡が大きく変わりました。家事も仕事も分担し、どちらかが一方を「養う・世話する」前提が崩れたのです。その結果、人はより対等で、外見も価値観も自分に近い人を選ぶようになりました。「作画が同じカップル」の増加は、この変化を映す象徴だと言えます。

まとめ

相性はある程度まで顔に表れますが、その「表れ方」は時代とともに変わります。役割分担を前提にした凸凹の相性論はもう通用しにくく、現代は対等で似た者どうしが惹かれ合う時代です。古い人相学が現代に合わなくなったからこそ、今の人と社会に即した現代観相学が必要なのです。


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